絵が下手な人でも絵が上手く見える5つの方法
マンガを描きたい!と思ったことはありませんか?ほとんどの人は「絵が上手くないから」という理由で描き始めるスタートラインにも立っていないはずです。「マンガの描き方」や「マンガの道具」を調べても、語り手が既に上手な人の記事がほとんどです。
この記事では、社会人になりマンガを描き始めた私が、「絵が下手だけどマンガを描きたい人」に向けて、デジタルを使い絵が上手く見える方法を記載しています。当方は普段から絵を描いていた訳でもなく、専門学校や本で勉強した訳でもありません。当ブログで描いている四コマで得た誤魔化しテクニックでございます。本格的な方法はちゃんとした人に教わりましょう。
はじめに
ペンと紙でマンガは描けます。紙をスキャンや写真を撮って画像化すればSNSやブログに投稿することも可能です。しかし、私はデジタルで描くことをオススメします。絵が下手な人はなんどもやり直します。同じ顔を描けません。そして、諦めます。しかし、デジタルで描くことで、過去に戻れて、コピペも簡単にできます。
本記事ではデジタルで誤魔化すテクニックを記載しているので、まずは以下の記事でデジタルで描く私の想いについて理解して下さい。
この記事内の方法は、どのペイントソフトでもできる内容だと思うので私と同じでなくてもOKです。ですが、デジタル前提なのであしからず。
方法① レイヤー
絵が下手な人の特徴に絵の完成図を想像せずに描き初めてグチャグチャになるパターンがあります。それを防ぐために下書きします。下書きで全体のモノの位置や人のポーズなどのバランスを決めてから本描きします。ペイントソフトの場合はレイヤー機能を使いましょう。
まずレイヤーについてです。私の使用しているソフトで記載しますが他のソフトにもあると思います。むしろ、無ければソフトを切り替えましょう。

この謎な絵は1枚に見えますが、実は「文字、吹き出し、キャラ、背景」の4枚の層の重ね合わせで成り立っています。文字だけ変えれば会話が作れるし、背景を変えれば舞台も変わります。そのため、私は1枚にせずに複数レイヤーに分けて描いて保存しています。
このレイヤーには階層があります。

この2枚は同じレイヤー5枚の順番を変えた絵です。左が12345、右が43215の順に上から重なっています。この順番は自由に変えられます。2次元の平らな面ですが奥行きがあるイメージを持っておくと絵を描くときに役立ちます。
これはアニメでもゲームでも同じようにレイヤーで作っているはずです。アニメでは口だけ別レイヤーにしてしゃべってる風にみせたり、ゲームでは背景とステージとキャラにわけていると思います。つまり、1枚だと思っていた絵が複数の絵で構成して描くのは一般的な技術の1つということです。
本題の下書きについてです。

左:箱+下書き 右:ペン+色
私はこんな絵しか描けないのですんません。この低レベルを一発で描ける人は多いと思いますが私は下書きしてます。むしろしないとまだ描けないです。
まず、線や箱を描いたレイヤーを作ります。箱を細長くすれば面長のキャラになるので、描きたいキャラに合わせて箱の形状を変えると良いと思います。私はこの箱の大きさと位置でだいたいのキャライメージを作ります
箱レイヤーの上に下書きレイヤーを作ります。レイヤーを別にすることで、下書きをやり直すときに箱を消してしまうこと等を防げます。
最後は本描きのペン入れ作業です。下書きをなぞるだけですね。色も別のレイヤーにしています。下書きはバランスを見るために描いているので本描きの際にはピッタリなぞらなくてもOKです。
このように、レイヤーを分けて下書きをしながら描いてみるとバランスの良い絵が描ける(描けるようになる)と思います。個人的には本描きしてからの修正がないので描くスピードに繋がっています。
1つの手間が結果的に時短 になっているパターンですな。
方法② 左右対称
下書きでバランスを見ても実際にバランスよく描けないもんです。左右のバランスが悪いと絵が下手に見えます。

この下書きを見てください。左側より右側の線が多いですよね。私は右利きのためか右側が上手く描けません。これは治らないと思ってます。ですが、本描きの方は左右対称になっていますよね。
実はこの絵は綺麗に描けた左側をコピペして左右反転の処理をしてくっつけてます。これでバランスの良い左右対称ができます。
描く時間も短縮できるので絵が下手な人はコピペに頼って良いと思います。
目や口の使い回しなどそのキャラの特徴パーツ等をコピペするとマンガを描く際に絵がぶれません。私の四コマの半分はコピペでできてます。
一方で、上達はしないのであしからず。
方法③ 遠近法
遠近法は「遠くは小さく、近くは大きく描く」ことで2次元の絵に奥行きがでます。これを少し意識するだけで雰囲気がでます。

自作四コマである「孫の代までウサギとカメ」の第1話の1コマです。このコマのレイヤーは遠近法を考慮した3層で描いています。
1層:手前の大きい人
2層:傾斜のあるビル
3層:ビル内の亀
手前から奥に向かって大きさが小さくなるように描いています。これにより、ウサギがカメ証券に営業に向かっている雰囲気がでました。このように、遠近法をレイヤー別で考えると奥行きをだしやすいと思います。
また、ビルも高さを出すために空に向かって傾斜を掛けています。下が広く、上に狭くしています。実際に自分が目で見るときをイメージすると描きやすいです。
雑な描き方で下手な絵ですが雰囲気は出ていないですか?
絵が下手でもバランスを考えるだけで上手く見える例かと思います。
方法④ 透過
レイヤー自体を透過させることができます。下書きをなぞるときや影、表裏をつけるときに便利です。一番上のレイヤーを透過させて、下にあるレイヤーの絵と合成させます。

左:透過本体+下書き 右:透過窓+本体
左が下書きと足したおじさんです。正直、透過は絵を上手く見せるコツというよりも下書きをなぞるときに一番使いますかね。
右が窓の中にいるおじさんです。適当に描きましたが何かの裏におじさんがいることはわかるでしょう。レイヤー1枚を透かすだけで奥行きが出るので楽です。
レイヤーと遠近法と併せて使用頻度の高い方法です。
方法⑤ 影と光
これまでは「2次元に奥行きをつける」「絵のバランスを考える」ことによって、絵が下手な人でも絵が上手く見える方法を記載しました。それでも、実際に描いてみると何か物足りないはずです。これを補うのが「光と影」です。

自作四コマに都合の良い絵がありました。光が最下層にあり、次に文字、うさじぃがいます。そのため、うさじぃや文字に影がでますね。うさじぃには透過処理をした黒色を上に貼ってます。日時計のように光に対して対角に影が伸びるイメージで影を作ると絵が上手く誤魔化せます。レイヤーと透過を使うだけなので時間もかからないです。

左:本体+黒透過 右:つや+影
左が黒透過を足したおじさんです。右はつやと影を入れたおじさんです。右上から光が差すようにつやと影を入れました。便宜上つやと影を入れたのだけなのでどちらかで十分です。平面に立体的な要素がつくので絵が上手く見えると思います。
3次元の物体を描くときには影と光を入れるのが手っ取り早いです。影は凹んでるところ、光はでっぱりに描くと良いです。
まとめ
最後にこの記事をまとめます。
絵が下手な人でも絵が上手く見える方法は
① 下書きで全体のバランスを考える
② コピペで左右対称にする
③ 遠近法で奥行きを作る
④ 透過で奥行きを作る
⑤ 光と影で奥行きを作る
ことで誤魔化せます。どれもデジタルで簡単にできるので絵が下手な人ほど試してみて下さい。全体のバランスと3次元感をどこかに入れるだけで絵が下手でも誤魔化せると思います。
私の絵の描き方の持論を以下の記事にまとめています。



